Child’s Illness子どもの病気

Child’s Illness子どもの病気

風邪

こどもの風邪の原因はほとんどウイルス感染ですので、対症療法になります。
症状としては、鼻水・咳・咽頭痛などであり、内服で治療します。
細菌感染が考えられる場合は、抗菌薬の内服も必要になります。

扁桃肥大・アデノイド

口蓋扁桃やアデノイドの肥大はは5~7歳頃にピークとなり、その後縮小します。

症状

・いびき
・睡眠時無呼吸
・食べるスピードが遅い

検査

口腔内の観察、レントゲン

治療

症状や年齢に応じて、手術を検討

インフルエンザ

11月~3月にかけて流行するウイルス感染症です。

症状

・高熱(40度を超える発熱も)
・咽頭痛、関節痛、頭痛、悪寒、咳

検査

インフルエンザ迅速診断キット

治療

抗インフルエンザ薬の服用
※発症早期だと偽陰性になる可能性があります。

RSウイルス

秋~冬によく流行するウイルス感染症です。

症状

激しい咳、発熱

検査

RSウイルス迅速診断キット

治療

有効なウイルス薬はなく対症療法
0才の乳児は無呼吸になることもあるので、注意が必要です。

アデノウイルス

咽頭結膜炎“プール熱”とも言われ、目に感染すると流行性角結膜炎“はやり目”になります。
夏かぜに多く見られるウイルス感染症です。

症状

・発熱、咽頭痛
・目の充血、目やに、痛み

検査

アデノウイルス迅速診断キット

治療

有効な抗ウイルス薬なく、対症療法

溶連菌感染症

扁桃・咽頭に炎症をおこします。

症状

・高熱、咽頭痛、イチゴ舌(舌が赤くなり表面にイチゴのように小さなぶつぶつができます)
・体に赤い発疹

検査

溶連菌迅速診断キット

治療

抗菌薬の7~10日間の内服
※合併症として、腎炎(むくみ、尿に血が混じる、尿が出ない)、リウマチ熱(体の関節の腫れ)がありますので、3~4週間後に尿検査もしています。

手足口病・ヘルパンギーナ

症状

手足口病:手のひら・足の裏・口の中に小さな水ぶくれやぶつぶつ
ヘルパンギーナ:高熱、咽頭痛、口の中・喉に水ぶくれやぶつぶつ

検査

水ぶくれやぶつぶつの状態の診察

治療

有効な抗ウイルス薬なく、対症療法

流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)

ムンプスウイルスによる感染症です。

症状

・発熱
・耳下腺(耳の前下部)・顎下腺(顎の下部)の腫れ

検査

血液検査(7~10日後に抗体価が上がる)

治療

有効な抗ウイルス薬なく、症状に応じて対症療法

予防

ワクチン接種
※合併症として、脳炎・難聴などがあります。

異物

子どもは、鼻や耳にものを入れたり、飲み込んでしまったりします。
異物になりやすいものとして、おもちゃのかけら、ボタン電池、コイン、ナッツ類、豆類、魚骨などがあります。
異物の可能性がある場合は、すぐに耳鼻咽喉科に受診するのをお勧めします。

Accessアクセス

熊本東耳鼻咽喉科クリニック

〒862-0920 熊本県熊本市東区月出5-4-8

  • 096-367-8688
  • 096-367-8682
9:00〜12:30
14:30〜18:00 ×

※土曜日の診療は9:00~14:00です。
休診: 土曜日(午後) / 日曜日 / 祝日